トルコ8日間の旅 その13 ~ブルーモスクとアヤソフィア
2010年 08月 01日
5月28日 行程7日目の朝はいよいよ観光最終日です。
この日泊まったのは イスタンブールの デデマン ホテル。
朝目覚めて 部屋の窓からうっすらと白み始めた街並みを眺めます。
いよいよ今日でトルコともお別れだと思うと急に切なくなってきました。
それに、美味しかったトルコの食事ともサヨナラです。
もうこんな風に色々な種類のチーズを好きなだけ食べれるのも無いのだと
思うと・・・
ちょっと沢山取り過ぎました(^_^;)
ゆっくりと朝食を頂いて、ロビーでバスを待ちます。
バスに乗り込むとガイドさんが、いつもと変わらぬ調子で
「みなさま、おはようございま~す。
ギュナイドゥ~ン(トルコ語で”おはよう”)。最後のギュナイドゥンで~す」と言って、
最後の観光がスタートしました。
陽が昇ると汗ばむ程の初夏の陽気でした。
すっかり見慣れた光景。猫ちゃん達ともお別れです・・・。
まず始めに向かったのは、旧市街にある
『スルタンアフメット・ジャミイ』 通称 ブルー・モスクです。
アフメット1世の命により 1609年から造営が始まったこのモスクは、
その内部の装飾(イズニック・タイルやステンドグラスの青)の美しさから
ブルー・モスクと呼ばれています。
また、世界でも珍しく 6本のミナレット(尖塔)を持っています。
これは、権力の象徴でもあるミナレットをアフメット1世が
「黄金(アルトゥン)で作れ」と言ったのを、設計士が「6本(アルトゥ)」と
聞き間違えたからだという逸話があります。
実際には、黄金ではお金がかかるため、機転を利かせたのだという説もあります。
どちらにしても、すばらしいミナレットである事は間違いありません。
内部はかなり広く、実際に礼拝も行われる為、私達観光客はこうしたお祈りの時間を
避けて見学をします。 一般的なモスクではやはり、イスラムの教えに沿って、
肌の露出を出来る限り避けた方がよいです。
ただ、申し出れば入口でショールのようなものを貸してくれるので、それで
肌を隠したり、男性でも半ズボンの場合は腰に巻いたりして入る事が出来ます。
けれど、実際にはリゾート気分満載の欧米人観光客がかなりの薄着で来ています
のでそれほど厳しくはないです。
オリジナルのステンドグラスは建設当時のまま。ほんとうに美しいです。
天井も鮮やかに装飾されています。ため息がでるほどキレイです。
内部の柱は「象の足」と呼ばれています。太く大きな柱です。
全体的に窓が多く、光が入ると明るい設計になっているようです。
外からの眺め。
中庭部分。
↑ブルーモスクと並ぶようにして建つのが『アヤソフィア』
↑ブルー・モスク。
ここから歩いて向かいに アヤソフィヤがあります。
ここにも、バラが・・・。
もともと、アヤソフィアは324年にローマ帝国の首都が
現在のイスタンブールに遷都された際、ギリシャ正教の教会として建てられたもの。
その後、焼失や再建を経て、1453年コンスタンティノープルを制圧した
メフメット1世によって イスラム教のモスクへと改修されました。
ですので、内部にはイエス・キリストや聖母子、
大天使ガブリエルなど、様々なモザイク画がちりばめられています。
↑この写真ではちょっと分かりにくいのですが、
写真の後ろの方の祭壇に、イスラム教の礼拝用の壁窪が設置されていますが、
中心からちょっと外れてるんです。これは、当初キリスト教の聖堂として
立てられていたので、キリスト教の聖地エルサレムの方に中心が向いて
いるのですが、イスラムのモスクとしたことで、イスラム教のメッカの
方に向けて礼拝用のミフラーブが設置されている・・・ということなんです。
天井の天使のモザイク画も顔に☆が付けられ隠されていたのですが、
やっと最近1個(1人?)だけ修復されてその顔が露わになっていました。
他にもキリスト教のモザイク画の上を漆喰で塗り固めであったりして、
それを少しずつ修復したりしていました。
現在は、キリスト教、イスラム教のどちらの聖堂かと揉めないように
礼拝場所としての役割は解かれ、博物館として一般公開されています。
内部は大理石など豪華な石材がふんだんに使われていて、
荘厳な雰囲気です。アヤソフィアは本当に歴史が深く、見るべきところが沢山ありました。
出口を出ると、ここにも猫ちゃんが待っていました。
おまけ
毎週、土曜の朝に『旅サラダ』という番組がやっていて、
その中の海外マンスリーのコーナーで7月はトルコの特集をやっていました。
女優の秋本祐希さんが毎週トルコの色々な場所を紹介していたのですが、
その中でテーマ曲みたいに使われていた曲について紹介します。
歌っているのは トルコ人歌手のSertab Erener(セルダブ エレメル)の
「Here I am」という曲です♪ (歌詞は英語です。)
数年前に日本でもかなりヒットしてたので耳に残ってる人も多いと思います。
その14 に続く・・・。
この日泊まったのは イスタンブールの デデマン ホテル。
朝目覚めて 部屋の窓からうっすらと白み始めた街並みを眺めます。
いよいよ今日でトルコともお別れだと思うと急に切なくなってきました。
それに、美味しかったトルコの食事ともサヨナラです。
もうこんな風に色々な種類のチーズを好きなだけ食べれるのも無いのだと
思うと・・・
ちょっと沢山取り過ぎました(^_^;)
ゆっくりと朝食を頂いて、ロビーでバスを待ちます。
バスに乗り込むとガイドさんが、いつもと変わらぬ調子で
「みなさま、おはようございま~す。
ギュナイドゥ~ン(トルコ語で”おはよう”)。最後のギュナイドゥンで~す」と言って、
最後の観光がスタートしました。
陽が昇ると汗ばむ程の初夏の陽気でした。
すっかり見慣れた光景。猫ちゃん達ともお別れです・・・。
まず始めに向かったのは、旧市街にある
『スルタンアフメット・ジャミイ』 通称 ブルー・モスクです。
アフメット1世の命により 1609年から造営が始まったこのモスクは、
その内部の装飾(イズニック・タイルやステンドグラスの青)の美しさから
ブルー・モスクと呼ばれています。
また、世界でも珍しく 6本のミナレット(尖塔)を持っています。
これは、権力の象徴でもあるミナレットをアフメット1世が
「黄金(アルトゥン)で作れ」と言ったのを、設計士が「6本(アルトゥ)」と
聞き間違えたからだという逸話があります。
実際には、黄金ではお金がかかるため、機転を利かせたのだという説もあります。
どちらにしても、すばらしいミナレットである事は間違いありません。
内部はかなり広く、実際に礼拝も行われる為、私達観光客はこうしたお祈りの時間を
避けて見学をします。 一般的なモスクではやはり、イスラムの教えに沿って、
肌の露出を出来る限り避けた方がよいです。
ただ、申し出れば入口でショールのようなものを貸してくれるので、それで
肌を隠したり、男性でも半ズボンの場合は腰に巻いたりして入る事が出来ます。
けれど、実際にはリゾート気分満載の欧米人観光客がかなりの薄着で来ています
のでそれほど厳しくはないです。
オリジナルのステンドグラスは建設当時のまま。ほんとうに美しいです。
天井も鮮やかに装飾されています。ため息がでるほどキレイです。
内部の柱は「象の足」と呼ばれています。太く大きな柱です。
全体的に窓が多く、光が入ると明るい設計になっているようです。
外からの眺め。
中庭部分。
↑ブルーモスクと並ぶようにして建つのが『アヤソフィア』
↑ブルー・モスク。
ここから歩いて向かいに アヤソフィヤがあります。
ここにも、バラが・・・。
もともと、アヤソフィアは324年にローマ帝国の首都が
現在のイスタンブールに遷都された際、ギリシャ正教の教会として建てられたもの。
その後、焼失や再建を経て、1453年コンスタンティノープルを制圧した
メフメット1世によって イスラム教のモスクへと改修されました。
ですので、内部にはイエス・キリストや聖母子、
大天使ガブリエルなど、様々なモザイク画がちりばめられています。
↑この写真ではちょっと分かりにくいのですが、
写真の後ろの方の祭壇に、イスラム教の礼拝用の壁窪が設置されていますが、
中心からちょっと外れてるんです。これは、当初キリスト教の聖堂として
立てられていたので、キリスト教の聖地エルサレムの方に中心が向いて
いるのですが、イスラムのモスクとしたことで、イスラム教のメッカの
方に向けて礼拝用のミフラーブが設置されている・・・ということなんです。
天井の天使のモザイク画も顔に☆が付けられ隠されていたのですが、
やっと最近1個(1人?)だけ修復されてその顔が露わになっていました。
他にもキリスト教のモザイク画の上を漆喰で塗り固めであったりして、
それを少しずつ修復したりしていました。
現在は、キリスト教、イスラム教のどちらの聖堂かと揉めないように
礼拝場所としての役割は解かれ、博物館として一般公開されています。
内部は大理石など豪華な石材がふんだんに使われていて、
荘厳な雰囲気です。アヤソフィアは本当に歴史が深く、見るべきところが沢山ありました。
出口を出ると、ここにも猫ちゃんが待っていました。
おまけ
毎週、土曜の朝に『旅サラダ』という番組がやっていて、
その中の海外マンスリーのコーナーで7月はトルコの特集をやっていました。
女優の秋本祐希さんが毎週トルコの色々な場所を紹介していたのですが、
その中でテーマ曲みたいに使われていた曲について紹介します。
歌っているのは トルコ人歌手のSertab Erener(セルダブ エレメル)の
「Here I am」という曲です♪ (歌詞は英語です。)
数年前に日本でもかなりヒットしてたので耳に残ってる人も多いと思います。
その14 に続く・・・。
by mielog
| 2010-08-01 19:20
| トルコ旅行